伝票と筆記具は、同じ大きなポケットに入れない案もある
伝票を二つ折りにして入れる深さと、ペン先を隠す深さは別です。一室だけを深くすると短い物を探しにくくなり、浅いと屈んだときに落ちやすくなります。伝票用の広い室とペン用の細い室を仕切る案なら、収納する物に合わせて深さを変えられます。
カウンターに体が触れる位置に金具や厚い縫い目があると作業の邪魔になります。見た目の左右対称だけでなく、利き手と接客中に物を取り出す動作を基準に配置します。
使いやすいポケットは、大きければよいとは限りません。伝票、筆記具、注文端末など、入れる物の実寸と取り出す頻度をメモします。屈むと物が落ちる、洗い場で胸元が濡れる、首ひもが気になるなど、現在のエプロンの困りごとも参考になります。
「カフェ向け」という言葉だけでは、接客中心なのか、調理もするのかは伝わりません。担当業務と、エプロンの下に着る服を添えて相談してください。
ポケットの位置を、作業姿勢で決める
| 決める項目 | 実物で確認すること |
|---|---|
| 胸の覆い方 | 前屈みになったときの浮きと当たり |
| 腰ポケット | 手を自然に伸ばして届く位置 |
| ポケットの仕切り | 端末、伝票、筆記具が混ざらないか |
| 裾の長さ | 屈む、歩幅を広げる、座る動作 |
| ひも・留め具 | 結びやすさ、洗濯時の扱い |
縫製の依頼では、エプロンを扱う例もあります。型紙から作るのか、手持ちエプロンを参考にするのか、材料込みかを先に確かめましょう。
店名を入れるなら、洗い方と合わせて相談する
刺繍やプリントは、場所・大きさ・色に加え、日々の洗濯方法を伝えます。生地だけ洗えても、付けた装飾まで同じ扱いができるとは限りません。担当する加工先が別なら、どの工程で店名を入れるかも決めておきます。
店の雰囲気に合う素材でも、汚れの見え方や乾きやすさは実物で確かめたいところです。防火・防護などの性能が必要な作業着として、一般的なオーダーエプロンを代用する判断はしないでください。
全員分を作る前に、一着を仕事で試す
サイズ違いを注文する場合は、丈だけ変更するのか、ポケット位置やひもの長さも変えるのかを確認します。共用なら、調整の幅と調整操作が仕事の邪魔にならないかを試します。
試作の確認後は、採用した仕様を写真と寸法で残します。「前の物と同じ」だけで再注文せず、生地・店名加工・ポケットの仕様が前回と同じ条件で作れるか、追加制作のたびに確かめましょう。
イメージから、着られる一着へ。
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素材や装飾、仮縫いの要否で依頼範囲は変わります。作品例を見て、任せたい工程を指定して見積もりを相談してください。
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