変更一覧は、前の数値を消さず新しい基準を示す

「もう少し短く」では何を基準にするかが曖昧です。「着丈を旧版百センチから新しい基準九十五センチへ変更」のように、変更前後と測定位置を対応させます。数字は例であり、実際の服へ一律に適用するものではありません。

図、寸法表、メッセージで違う値が残ると混乱します。最新の一組を示し、旧版を使わないことと、変更しない部分を明確にします。

資料は増やすより、食い違いをなくす

メッセージに新しい指示を足し続けると、古い寸法や画像が残り、制作側がどれを使うべきか分かりにくくなります。最新の一式を一つにまとめ、変更箇所だけ別の表にします。相手へ送り直すのはすべての履歴ではなく、今有効な条件です。

すでに制作が進んでいる場合は、次の工程を止める必要があるかを先に相談します。型紙だけ直せる段階と、裁断や装飾まで終わった段階では戻せる範囲が違います。相手を責める文章より、どこをどう直したいかが読める資料が解決に役立ちます。

行き違いは、好み・仕様・不具合に分ける

届いた服が想像と違うとき、「好きではない」という印象と、「決めた寸法と違う」「付けるはずの物がない」という差を分けます。原因が違えば、修正案も費用の扱いも変わります。

最初のやり取り、承認した画像、最後の仕様書を同じ順番で並べると状況を整理できます。

違いの種類具体的な示し方次に判断すること
印象の違いどの線・色・素材感が違うか承認案か追加変更か
寸法の違い測定位置と実測値測り方と合意した許容差
仕様の不足付けるはずの部品と記録修正範囲と再納品
使用中の破損場所と使用状況の写真原因確認と補修方法

変更番号、対象部位、変更前後、据え置く部分を書きます。費用と納期を確認し、採用する版を明言してから作業してもらいます。

イメージから、着られる一着へ。

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