編集データは、拡張子だけでなく中身の構造を見る
線が画像として貼られたファイルと、パーツや点を編集できるファイルは違います。同じPDFでも編集しやすさは一定ではなく、縫製用CADへ読み込めるかも環境により異なります。
依頼する際は、使うソフトや次に行う修正を示します。データ納品に加え、単位、縫い代、パーツ名、版をそろえると、受け取った後の再利用で取り違えにくくなります。
開けるファイルと、加工を引き継げるファイルを区別する
表示できること、実寸で出せること、線を編集できることは別です。型紙ではさらに、合印やパーツ情報、縫い代などが相手側の環境へどう渡るかも問題になります。PDFの見本と編集データを一緒に持つと、変換後の欠落を見つけやすくなります。
| 用途 | 候補となる形式 | 別に確かめること |
|---|---|---|
| 閲覧・印刷 | 実寸、分割、余白 | |
| CAD間の受け渡し | 対応するDXF等 | 単位・線種・合印 |
| 後から修正 | 元の編集形式 | 使用ソフト・版・権限 |
ミリで作った1000という長さを、受取側がセンチと解釈すると10倍になります。拡縮して見た目を合わせる前に、単位と基準寸法を確認します。一つのパーツを試しに渡し、線、寸法、合印を比較してから全体を変換すると手戻りを減らせます。
ファイルの所有と、編集・再配布・第三者へ渡す許可は別の話です。技術的に開けても、用途が認められているとは限りません。
完成品の購入と、データや利用権の取得を分ける
一着を購入したことだけで、型紙のデータ、編集できるファイル、第三者へ渡して製造する条件まで決まるわけではありません。受け取る物と、何に使えるかを別々に整理します。
権利の扱いは資料・契約・作品ごとに異なり、個別の法的結論を一律に決めることはできません。
| 希望 | 別に確かめる内容 | 混同しやすい点 |
|---|---|---|
| 自分の服を作る | 個人使用の範囲 | 販売用の製造とは別 |
| 完成品を売る | 販売用の利用条件 | 型紙自体の販売とは別 |
| 別の制作者へ引き継ぐ | データの引き渡しと第三者利用 | ファイルを持つことだけでは決まらない |
| デザインを独占したい | 再利用や実績掲載の扱い | 通常の制作料金と別条件の場合がある |
CADの形式や版、単位、レイヤー、線情報を確認します。編集・再利用の条件と、開けない時の対応を合意します。
関連する公式資料
縫う前の設計を、パタンナーに。
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型紙の新規作成や修正、サイズ展開を扱う候補。自分で縫う場合や別の縫製担当へ渡す場合に、必要なパーツと納品形式を相談できます。
型紙の作成と、縫い上がった服の納品は別です。紙・PDF・DXFなどの形式、縫い代、出力費、修正の範囲を確かめてください。
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