後ろ丈を延ばす時は、脇でつながる線を整える

前後差が大きい裾は、脇で急に段差を付ける形と緩やかに曲線でつなぐ形で印象が違います。長い後ろ裾は座る時に敷き込みやすくなります。

スリットを入れる案は動きやすい一方、横から内側が見える場合があります。前後の丈を独立した数値で示し、立位と椅子で裾の動きを比べます。

襟とカフスは、布の硬さで仕上がりが変わる

薄い布でも芯を組み合わせれば形を保ちやすくなりますが、首や手首に当たる硬さも増します。逆に芯を減らすと柔らかくなりますが、写真どおりに襟先を立てにくいことがあります。

素材の厚みと芯の組み合わせを同時に見ると、形だけの指定より判断しやすくなります。

ボタンを留めて着る日と外して着る日で、前の落ち方は違います。一番上まで留めたいシャツなら首回り、袖をまくりたいならカフスと肘までの太さが、使いやすさの判断点になります。

一枚で着る服と、重ねて着る服を分ける

白や薄い生地は、布を手に持ったときの透け方だけでは選びにくいものです。インナーと肌の境界、前立てや縫い代の重なりが透けると、布自体の透明感とは別の見え方になります。実際の組み合わせを明るい所で比べます。

重ね着で解決する案なら、襟ぐりからインナーが見える範囲や、袖の中でもたつかないかも対象です。「透けない」「涼しい」「薄い」をすべて強く求めるより、必要な部分だけ二重にするなど優先順位を付けます。

座面に入る後ろ裾をどう扱いたいか伝えます。スリットを深くする場合は横からの見え方を確認し、前裾をボトムへ入れる予定も先に共有します。

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