左右の丈合わせは、同じ姿勢と靴で行う

脚の長さに左右差がある場合でも、姿勢や靴底によって裾の見え方は変わります。片側だけ床から測って切ると、着用条件が変わった時に差が出る場合があります。

普段使う靴や必要な補助具を合わせ、左右別の基準点と完成丈を残します。服の補正は見え方と着用を整えるもので、身体の状態を診断・治療するものではありません。

パンツのきつさは、周囲と前後の長さを分ける

ヒップの周囲が合っていても、座ると後ろが下がる、股に食い込む、前にしわが集まることがあります。前後の股上、股ぐり、わたり、着用位置が組み合わさっているためです。「ワンサイズ大きくする」だけでは腰が余って別の問題を作る場合があります。

困る場面一緒に見る部分単独変更で残りやすい問題
座ると後ろが下がる後ろ丈とヒップの立体ウエストだけ広げても長さ不足
太ももが張るわたりとヒップ、膝への線裾幅を増やしても上部は変わらない
前側に余りが集まる前股上と着用位置ヒップを減らすと動作がきつくなる
歩くと裾がねじれる布目、脇線、前後のつながり丈詰めだけでは解決しにくい

裾・靴・ポケットを日常の使い方で合わせる

パンツ丈は靴の甲やかかとへの掛かり方で見え方が変わります。長さを決めるときは靴を履き、床に触れるかだけでなく、歩いたときに裾を踏まないかを見ます。ロールアップするなら折った厚みも条件になります。

大きいポケットに重い物を入れると、布が引かれて脇が開く場合があります。収納量を増やす案と、袋布の支えを変える案を比べると、単に深くするより扱いやすい仕様になります。

右・左を明記した写真と仕上がり位置を残します。片脚ずつ切る前に最終確認し、次回も同じ数値を使うかは再試着して判断します。

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