大きい頭は、衿を広げるより後ろ開きが合う場合がある

頭に合わせて首回りを大きくすると、着用後に衿が浮く場合があります。通り道と完成した衿の大きさを分ける構造が役立ちます。

後ろ全開、肩開き、前開きを着せる順序で比べます。留め具が刺繍や毛へ引っ掛からない位置を選び、強い圧縮で頭を通す方法にしません。

「20cmぬい」などの呼び方だけでは、頭の大きさ、耳、髪のパーツ、手足の形は分かりません。服を頼むときは、正面・横・後ろの写真と、制作者が指定する寸法を伝えます。

同じ身長でも胴や頭の形が違うので、別のぬいぐるみに合う服が使えるとは限りません。特に帽子やかぶる服では、いちばん大きい部分をどの経路で通すかを考える必要があります。

着せる順序を先に相談する

方法確認すること
後ろを大きく開く留めたときの重なりと見え方
前開きにする正面のデザインに留め具を出せるか
上下を分ける頭や手足を通さずに着せられるか
別パーツにする衿・リボンなどを後から付けるか

後ろ開きがよいと決める前に、背中を見せる撮影が多いか、座った姿で使うかも伝えます。見た目と着せやすさを両方確認できる構造を選びましょう。

本体を送るか、寸法と写真で進めるか

大切なぬいぐるみを発送したくない場合は、その条件を最初に伝えます。写真と採寸だけで制作を進められるか、仮の服を送って試着する方法があるかは、依頼先ごとに相談します。

採寸時に強くつぶして小さく測ると、普段の形で着せられるか判断しにくくなります。耳や髪飾りなど、曲げたくない部分も写真で示してください。

生地や留め具が本体へ触れるところを見る

本体の毛足へ引っかからないか、色の濃い生地が触れ続けてもよいかなど、素材の扱いについて制作者へ確認します。個別の本体素材や生地での適合確認なしに、色移りしない・傷付かないと断定しないようにしましょう。

完成後は、力を入れずに着せたり脱がせたりできるかを確認します。入りにくいときに頭や耳を押し込むのではなく、どこで止まるかを写真で伝え、開き方の調整を相談してください。

小さい服は、人用の服を縮小するだけでは作れない

小さな服では、布の厚み、縫い代、ボタンやテープの厚みが、服全体に占める割合が大きくなります。身体の比率も人とは違います。頭が大きい、手が外せない、関節が曲がらないなど、着せる経路を型紙に反映する必要があります。

見たいこと必要になる情報形への影響
頭や手が通るか最大幅と外せる部品背面や袖の開き
身体の比率首・胴・手足の寸法丈と幅を別々に設計
厚み予定する布と留め具重なりを減らす仕様

頭回りが胴回りより大きいぬいぐるみでは、身幅を合わせたかぶり服が頭を通らないことがあります。身頃全体を大きくするより、背中を開く、肩を開くなどの案を先に比較できます。首の飾りで開きが隠れるかもデザインの一部です。

色移りは素材の組合せや保管条件で変わります。濃色の布を長時間接触させる前に、本体メーカーの注意事項も確認します。

小さな一着も、ボディに合わせて。

ボディに合わせてドール・ぬい服を作る

ドールやぬいぐるみの服をオーダーする候補。ボディの比率や着脱方法を含めて、欲しいデザインを相談できます。

本体の送付が必要な場合があります。版権衣装の完全複製や商用利用を前提にせず、利用範囲と本体の扱いを先に確認してください。

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