「A0のPDF」と「原寸の型紙」を別に確認する

大きな用紙に入っていても、型紙自体が縮小されている可能性はあります。逆に実寸の線で作られていても、ページからはみ出していると出力時に切れる場合があります。ページの大きさだけで原寸と判断しないようにします。

依頼時は「型紙を実寸のまま大判PDFへ配置」と伝えます。基準線や確認用の四角も、型紙と同じ縮尺で入れてもらいます。

ページいっぱいに詰めるより、切れない配置を優先する

プリンターや出力サービスの扱える範囲によっては、用紙の端まで出力されないことがあります。型紙の外周、合印、文字が端へ寄り過ぎていないか確認します。

パーツが一枚へ収まらない場合は、型紙を縮めず、ページを増やす、向きを変える、パーツを分割する方法を比較します。分割するなら、つなぐ位置と配置図も必要です。

納品時に見ること確かめたい状態
型紙の縮尺実寸のまま配置されている
ページ内の配置裁断線と合印が欠けていない
複数ページ版・番号・貼り合わせ位置が分かる
基準線実物の紙で長さを測れる

出力の「用紙に合わせる」は原寸とは違う

Acrobatの「実際のサイズ」は拡大・縮小なしの印刷設定ですが、入りきらない領域は切れる場合があります。一方「合わせる」は印刷可能領域へ拡大・縮小するため、型紙の寸法が変わり得ます。原寸指定と全パーツが収まる配置の両方が必要です。

基準100mmの線と印刷後97mmになった例を同じ始点で比較する図
寸法確認の考え方を示す図です。画面やこの画像の印刷物で実寸を測らないでください。

受け取った紙は、切る前に縦横を測る

確認線が合うかを縦横で確かめ、必要なら長いパーツの既知の寸法も照合します。基準線は合うのに衿や袖だけ合わないなら、印刷倍率ではなくデータの版やパーツの対応を確認します。

紙を切ってから不足に気付くより、ページ全体、パーツ数、確認線を先に見た方が切り分けが簡単です。どのPDFをどの設定で出したかも保管しておきます。

Adobe公式:印刷用ページサイズの設定

紙の型紙を、扱いやすいデータへ。

紙型紙のCAD化・サイズ変更を相談する

手元の紙型紙をCADデータへ移したり、サイズ展開や寸法変更を頼んだりする候補。使うデータ形式と作業範囲を分けて見積もりを相談できます。

データ化だけで型紙の形が正しく補正されるわけではありません。基準寸法、単位、CADの互換性、出力する線の種類を確認してください。

CAD化・サイズ展開の内容を見る広告リンクを含みます

依頼する内容を文章にまとめたい方へ:相談文を作る

紙型紙のCAD化・サイズ変更を相談する

手元の紙型紙をCADデータへ移したり、サイズ展開や寸法変更を頼んだりする候補。使うデータ形式と作業範囲を分けて見積もりを相談できます。

データ化だけで型紙の形が正しく補正されるわけではありません。基準寸法、単位、CADの互換性、出力する線の種類を確認してください。

CAD化・サイズ展開の内容を見る広告リンクを含みます