サイズの数字は、どこを測るかの図と対にする

縦横の指定が、平らにした外寸か、マチを立てた底幅かで完成形が変わります。持ち手を含む高さと袋部分の高さも別です。

測定位置へ矢印を付け、口幅、底幅、深さを必要に応じて分けます。指定表に曖昧さがあれば制作側の推測で決めず、園の測り方へ合わせることが最優先です。

入園グッズの依頼では、指定を自分で要約する前に、園や学校から配られた図・説明を送ります。サイズの数字だけを転記すると、持ち手を含む高さや、マチの考え方を落とすことがあるためです。

個人情報が書かれた箇所は、制作に必要な部分以外を隠して構いません。年度によって資料が変わる場合は、今回の入園に使う版かを確認してください。

幅・底幅・高さを混ぜない

指定の言葉確認するポイント
横幅袋口の平置き幅か、底の幅か
高さ本体のみか、持ち手まで含むか
マチ底の奥行きをどう測るか
持ち手長さの指定か、輪にした高さか
名前位置、サイズ、縫い付けるか印字するか

「縦30×横40」のような指定でも、マチ付きの場合は完成形の測り方が重要です。説明に曖昧な箇所があれば、制作者に判断を任せず、園側へ確認してから寸法を確定します。

材料の役割を分担する

表地、裏地、持ち手テープ、ひも、留め具、名前用の布など、どれを持ち込み、どれを用意してもらうかを一覧にします。市販のセットを買った場合は、使わない材料や不足する材料がないかも見てもらいましょう。

入園入学用品の制作を扱う公式サービスでも、内容や素材、店舗ごとの対応確認が必要とされています。持ち込みを前提に、写真と指定表で相談してから発送・来店します。

完成時は、指定と同じ測り方で確認する

納品前に写真でサイズを確かめるなら、どの位置に定規を当てるかを決めておきます。指定表の寸法と違う場所を測っても比較できません。

子どもが持ったときの高さやフックへ掛けたときの長さも、園の条件があれば確認しましょう。余裕を持って大きくする方がよいとは限らず、収納場所や机との関係で、指定どおりの大きさが必要になる場合があります。

成長分は、全部を大きくする以外の残し方もある

長く使いたいからといって、服全体を大きくすると、袖や裾が余って動作を妨げることがあります。使用する時期の寸法を基準に、丈を直せる余裕、ゴムの調節、部品の交換など、後から変更できる部分へ分けて考えます。

余裕の残し方利点気を付けること
長めの縫い代後から丈を出す選択折り跡と生地の傷み
調節できるゴム腰などの微調整締め付けと取り替え口
全体を大きくするすぐに直す手間が少ない長すぎる袖・裾・開き

園の袋物は、成長分より指定サイズや収納場所が優先になる場合があります。学校の指定が「持ち手を含む高さ」なのか「本体だけ」なのかを分けます。洋服と袋物を同じサイズの考え方で扱わないことが大切です。

子ども服のフードやひもが遊具などへ引っ掛かる事故について、消費者庁が注意を呼び掛けています。見た目だけでひもや長い飾りを増やさず、園・学校の指定と用途を優先します。

関連する公式資料

消費者庁:子ども服のひも・フードの危険を知る

指定サイズの袋ものを、使いやすく。

通園・通学グッズや布の袋ものを作る

入園・入学の準備や布製品の裁縫を依頼できる候補。指定サイズ、裏地、ポケット、持ち手などを作品例と照らして相談できます。

園・学校の指定資料と完成寸法を共有してください。厚い革の鞄や特殊な金具を使う構造まで同じ条件で頼めるとは限りません。

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