補正とサイズ展開を混同しない

一人の体型に合わせて直す補正と、決めた寸法ルールで複数サイズを作るサイズ展開は異なります。まず基準となる型紙の形と着心地を確定させ、その後で展開する範囲を決めましょう。元型の修正が残ったまま増やすと、複数サイズへ変更を戻す作業が必要になります。

  • 元型の版:最後に修正した日と、実際に縫った版を一致させる。
  • 補正の理由:きつさ、余り、丈、動作のしにくさを写真と場面で伝える。
  • 展開ルール:サイズ名だけでなく、部位ごとの増減と基準寸法を示す。
  • 確認用の試作:基準サイズ以外を試すか、誰が評価するかを相談する。

全体を同じ倍率で拡大することは、部位ごとに調整するサイズ展開の代わりにはなりません。無理のある変換を避けるため、仕上がり確認を含む範囲で依頼を組みます。